必ず役立つ! 「○○(マルマル)の法則」事典 (PHP文庫)

私の知己から必ず役立つ! 「○○(マルマル)の法則」事典 (PHP文庫)は面白かったよ、と薦められたので、早速購入して読んでみました。結論からいうと、非常に面白かったです。

で、この著書から一部を下記に抜粋してみました。

まず「80対20の法則」(パレートの法則)から

・1日の行動時間の80%は、自分の知り合いの中の20%と一緒に過ごしている

・故障のうちの80%は、部品の20%に原因がある

・売上げの80%は、全顧客の上位20%が占めている

特に3番目は、マーケティングに携わっていらっしゃる方は、ご存知ではないでしょうか。

次に「ソッドの法則」から

・何かを口にすると、それがよいことであれば実現せず、悪いことであれば、現実になる

・起こらないだろうと願うとその通りになり、起こると期待すればそうならない

・誰でも懸命に計画を立てるが、大半はうまくいかない

実感として、そう思えます。

次に「パーキンソンの第1法則」から

・たとえ仕事が全くなくなっても、官僚の数はひたすら増え続ける

役所の動きを見ていたら、首肯できます。

最後にオモシロネタとして使えるものから

・その会社の社長が、自分の過去の苦労話に大半を割くようであれば、その会社の成長性は高くない

・社長が著名人との交際をにおわせたり、強調する時は、その会社への投資を避けたほうがいい

・体操を強要する会社は儲からない

・社長室の豪華さと、その会社の成長率は反比例する(つまり、豪華であればあるほど、成長は低くなる)

・事務所でスリッパに履き替えさせる会社は、不思議と儲からない

ビジネスの世界で辣腕を揮っていらっしゃる方が執筆なさっているだけあって、実践的で、かつ、各法則の解説も実にわかりやすく、脱帽致しました。

以下AMAZONの「商品の説明」を引用

内容紹介
間違いは必ず起こる=マーフィーの法則
支出額は収入に見合うまで増加する=パーキンソンの法則
売上げの80%は20%の商品(顧客)がもたらす=80対20の法則
世の中には、人間の努力をあざ笑うかのように、「あるある」と言いたくなる不思議に正しい“法則”がたくさんある。本書は、国際ビジネス・コーディネーターとしても活躍する著者が、人生に役立つ「経験則」を厳選し、それらが生まれた背景やエピソードなどを交えて綴った読み物。
第1章「基本法則」では、物事が単純な比率に基づくことを説明し、第2章「人生の法則」では、恋愛や結婚、生活全般を左右する様々な法則を幅広く取り上げる。第3章「失敗と成功の法則」では、人が犯しやすい失敗とその原因を解明し、第4章「組織の法則」では、組織の抱える矛盾や愚行を紹介しつつ、第5章「企業人の法則」で、企業人の苦悩とビジネスを合理化する方法を授ける。
商談や飲み会のネタとして使える目からウロコの70選。

内容(「BOOK」データベースより)
マーフィーの法則、パーキンソンの法則、80対20の法則…など、世の中には人や組織の矛盾や悲哀を、ユーモアたっぷりに表現した法則がたくさんある。本書は、国際ビジネス・コーディネーターとしても活躍する著者が、特に人生に役立つ「経験則」を厳選し、それらが生まれた背景やエピソードなどを交えながら綴った読み物。商談や飲み会のネタとしても使える、目からウロコの70選。

それで、姉妹編というべきか、

必ず役立つ! 「○○(マルマル)業界の法則」事典 (PHP文庫)

という本もありましたので、必ず読む予定です。

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