過日、この本の広告を見て、非常に興味が湧いたので、早速購入し拝読致しました。多くのビジネス書においても、顔の輪郭、目・鼻・耳・唇などの各パーツの大きさ・形状・位置などと性格の関連性に触れていることがあり、人間の顔に興味があったのです。
それで、いきなり本題に入ってしまいますが、「相貌心理学」とは、「1937年、フランスの精神科医でもあり、臨床学者でもあったルイ・コルマンによって、顔と精神(内面)、顔と性格の相互関係を研究対象としてつくり上げれた学問」(本著より引用)です。
要は、1億人以上の顔分析データを集約して理論を体系化し続けている「科学的エビデンスがある学問の1領域である」ということです。
本著は、主に「相貌心理学」の概略が書かれた入門書ですが、この相貌心理学は、顔を3つのゾーンに分けて性格・性質をタイプ分析しますが、
・人事(人員適正配置)
・教育・指導
・人的販売
・営業活動
など多くのビジネスシーンで活用できそうです。また、今後深く研究すべき領域なのでしょう。