
上の図は、スライドバーを活用した回答方法です(マクロミル社様HPより)。
満足度等を測定する場合に、0~100点の間を回答する対象者がスライドさせるという方式です(PCの場合、マウスやタッチパッドで、スマートフォンの場合は指でスライドさせるという方式です)。
メリットとしては、
・回答精度が高まる ⇒ 微妙な点数の回答を得られる
EX. 78点
・回答する対象者へのストレスが軽減される ⇒ 微妙な点数をつけたいが、
納得できないカテゴリーに回答さぜるを得ない
EX.「かなり満足」だが、「大変満足」に回答さぜるを得ない
・感覚的・直感的な回答に向いている
・分布図が見られる(但し、キリのよい数値に固まると想定されますが)
・後処理でカテゴリー化が可能
等が挙げられます。すでに大手通販サイトが出品者・購入品・サービスの満足度
等の評価に関して導入しています。
ただ注意すべき点は、従来の評価尺度との乖離を補正する必要があろうかと考えられます。
以上ですが、対象者にとって楽しく回答してもらうということは、精度向上やストレス軽減にも繋がりますので、このスライドバー式回答法のような方式をクリエイトしていく必要性があると思われます。