ビデオリサーチ社の視聴率の見方について

ビデオリサーチ社では、テレビ視聴率を測定しています。随分昔に、ニールセン、という会社も行っておりましたが、撤退致しました。

さて、ここでビデオリサーチ社が公表している「視聴率ハンドブック/PDF」を拝読しますと、視聴率の大体の概要が記述させています。
http://www.videor.co.jp/tvrating/pdf/handbook.pdf

「視聴率ハンドブック/PDF」によりますと、ビデオリサーチ社が実施している視聴率は、ランダムサンプリングによるものですから、当然、サンプリング誤差があります。しかし、1分ごとの視聴率を番組の長さで割った数値を、平均視聴率として公表しているようなので、「視聴率ハンドブック/PDF」に記載されている誤差よりも実際の誤差は小さくなるものと考えられます。残念ながら、いくつかの値を平均した値の場合の誤差の計算方法は、小社が調べた限り、発見できませんでした。統計を研究なさっている先生に簡易式の計算方法を作成して頂けれると、有り難いです。

ところで、ネットをサーチしていましたら、以下のような記事を発見致しました。
http://biz-journal.jp/2017/05/post_18910.html

たぶん、この記事に書かれている誤差に関する記述は間違いではないでしょうか。確かに記事に書かれているサンプリング誤差はありますが、「視聴率ハンドブック/PDF」に記載されいる誤差の計算方法を用いてはならないと思われます。ビデオリサーチ社も、その点について言及すべきではないでしょうか。ビデオリサーチ社の見解を知りたいところです。

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